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プロフィール

May

Author:May
ECC西松園教室の講師、小澤真由美です。英会話学校講師、IT関連の講師などを経て、2012年に故郷の盛岡でECC英会話教室を開講しました。
英語にかかわらず、「ことば」の世界にひかれます。
J-SHINE(小学校英語指導者資格)有。
2児の母。

最新コメント
moonview.jpg

昨日は十五夜。

毎年、教室の出窓にススキや月見団子を供えます。

ちょうどその窓の正面に見える土手の上に、8時から9時頃にかけて月がかかります。

昨夜、空は厚い雲に覆われていましたが、8時頃に空を見るとすーっと雲が切れて満月が顔を出しました。

ほんのひとときだけの満月。鮮やかな印象が残りました。



教室では、1週間前から出窓に簡単なお供えものを出していました。
それで、レッスンが始まると自然に「お月見」の話になりました。

でも、「うちでは何もしないよ」という子がほとんど。

今年は、ススキだけでも、お家にある果物でもいいから、お月さまが見える窓辺に飾ってみて、と伝えました。


Moon viewing

ことさら何をするわけでもなく、ただ月を眺める。

静かで美しい日本の行事。私は大好きです。


みんなはお月さま、見られたかな。

何か飾ったかな。

2018/09/25(火) 21:46 | コメント:0 |
私事ですが、お知らせです。

数年前、旧姓の「小澤」に戻りましたが、子どもの学校での通称と合わせ、対外的に佐藤の姓を使用してま

いりました。

今年度から、本来の小澤姓を名乗ります。

今まで佐藤で呼び慣れてくださっていた方々、徐々に講師の「オザワ」に慣れていってくださいますよう、

よろしくお願い申し上げます<(_ _)>


(ECCのチラシでは、今年度いっぱい、地図情報内の名前が佐藤姓のままとなります)

2018/06/18(月) 13:52 | コメント:0 |
発表会の模様をアップしたくて、途中まで編集しかけているのですが、
発表会後すぐにECC児童英語検定の筆記試験ウィーク、
次に懇談会の準備とあわただしく、なかなかアップできずにいます。

そんな中で、これだけは書いておかなければと毎日3回くらい思うことを書いておきます。

なぜ、中学の英語教科書に、音声素材がついていないのだろう??
これだけ英語教育の必要性が、特に「聞く・話す」技能の重要性が叫ばれているというのに。
コスト的にも、アクセスのしやすさにおいても、今はCDよりもネットにのせてしまった方がいいかもしれない。

授業で先生が発話した音声の記憶を頼りに勉強するなんて無理です。
文字情報だけで学習するなんて無理に決まってます。

「覚えなければならない単語」の数を増やしていくよりも、
基本的な単語を、発音までしっかりと、学習させることが大事だと思います。

今のところは、別売りの、教科書準拠のCDを買うことになります。



2017/12/18(月) 14:39 | コメント:0 |
県の国際交流協会のイベントで、大島希巳江さんのお話が聴けるというので、行ってきました。
大島さんは、神奈川大学外国語学部の教授で、異文化コミュニケーション学、ユーモア学などを研究されています。

この方のすごいところは、英語落語をプロデュースし、プロの落語家さんたちを引き連れて世界各国で海外公演ツアーを行い、自らも英語落語を演じてしまうことです。

YouTubeに海外公演での彼女の落語がいくつか載っています。
とにかく明るく楽しく、英語も聞き取りやすいですから、必見ですよ!

Rakugo in English-Zoo by Kimie Oshima (←動物園)

Gonsuke's fish (←権助魚)

昨年、教室の発表会で中学生に英語落語を発表してもらおうと、ネットで英語落語について検索していた時、この動画に行きあたりました。以来、たいへん秘かにファンとなっていたのですが、まさか盛岡でご本人のお話が伺えるとは!

今回のテーマは、ご専門である、異文化コミュニケーションやそれにおけるユーモアの役割。
タイトルはちょっと硬いですが、最初から最後まで落語を聞いているかのように楽しく、かつ興味深いものでした。
オレンジと白の市松模様の着物姿の大島さんは、こんなグレートな方をつかまえて言うのもなんですが、大変かわいらしかったです。

以下、覚書。

・お互いに好意を持っていると自然としぐさや態度、行動が似てくるという「ミラーリング効果」

 こちらが笑顔で楽しい話しをすることで、相手も笑顔になり、好意的な気持ち、異質なものを受け入れやすくなる。

・総じて「英語嫌い」の落語家さんたち

 英語で演じてもらうために採った方法は、全編カタカナのルビを振った原稿の丸暗記(!)
 でも繰り返し演じ、聴衆の反応を見ているうち、次第に意味を理解し、英語を話せるようになっていく。
 どんなに英語が話せるようになっても、やはり英語嫌いの噺家さんたち。落語をやりたい、という動機があればこそ英語に取り組める。

・異なる文化圏での「落語」
 
 公演終了後のあちらの感想は、「日本人って実はおもしろい人たちなんですね」
 観客のほとんどは落語というものを初めてみる
 海外の観客は参加型。落語のスタイルに慣れるまでは、登場人物のセリフにいちいちリアクションが返ってきたり(笑)
 インドの小学生たちは質問や意見を述べたくて、噺の途中でどんどん手を挙げる。「僕は、その話のオチはこうだと思う」とか。
 理解しがたいジェスチャーに軽く説明をいれる。
 蕎麦や熱い汁をすする音、slurpは、海外では拒否反応が強い。落語でこれをどう演じるか。
(空気を取り込むことで麺やつゆの香りがより一層引き立つ、と説明した上で、音を出して演じるそうです)

・日本を語るなら、日本人の英語で

 シンガポールで話される英語がSinglish、インドのそれがInglishなど、英語も使われる地域によって多様。
 日本人は「日本の英語」を形作っていく必要があるのでは(発音だけでなく、表現の仕方など)

・英語落語の海外公演立ち上げ時の苦労

 英語で落語なんて邪道!という観念をどう打ち破るか。
 英語落語を「カリフォルニア巻き」になぞらえたら、小朝師匠が納得。

実際に英語落語を一席・・・ということで大島さんが演じてくれたのが「動物園」。
(上のリンク先からみられる動画も「動物園」です)。

話は知ってましたし、他の落語家さんが英語で演じるのも聞いたことがありましたが、
やはり生の落語はいいです。ライブ感がなんともいえません。
噺家さんの、楽しそうにノッてしゃべってる高揚感がこちらにも伝わってワクワクしてきます。

あと、大島さんも冒頭に話されてたんですが、人は、周りに人がいるときには、よく声を出して笑うのだそうです。
無意識のうちに「おかしいね、楽しいね」と周囲の人間とコミュニケートしようとしてるんですね。
みんなが笑うし自分も笑う。笑い声でさらに噺家さんがノッてくる。

江戸っ子のべらんめえ調から田舎言葉、独特の花魁言葉など、日本語の豊かなバリエーションを楽しめ、
日本の様々な風物や人情を味わえる日本語の落語はもちろん大好きですが、英語の落語も楽しいです。
演じる方も、聴衆も、また違った切り口からその噺を眺めることができるように感じます。
普遍的な部分が掘り出される、というか。
ローカルなものが、グローバルな光を帯びる瞬間、というか。

以上、落語とQ&Aタイムを含め、アッという間の2時間。
たっぷりと活動エネルギーを補充させていただきました。

2017/09/19(火) 15:01 | コメント:0 |
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