教室で、わたしがひんぱんに口にするセリフの1つは
「やったね、お宝発見!」
「お宝」ってなんだとおもいますか?
これが見つかるのは、生徒たちが自分で考えて話したり、書いたりしたとき。
英語クラスでも、計算クラスでもあります。
これを見つけたとき、生徒は一瞬「しまった…」と残念そうですが、
こちらが「あ、宝物!」というとニッコリして、ちょっと得意顔になります。
その宝とは・・・
「間違い」、です。
一般的に、間違いはよくないもの、と受け止められていますので、
誰だって間違いはしたくないし、間違うとはずかしい。
生徒たちは間違いをこわがり、間違ったらそれをなかったことにして、さっさと忘れてしまいたがります。
そういうときこそ私は叫ばなければなりません。
「ああ、せっかくの宝物が! もったいない!!」
何かを学んでいるとき、自分がどこで間違うか、どこを分かってないかを知ることこそが、学びです。
だから、間違いを見つけたら一緒に喜び、キラキラッと輝かせて(目立たせて)、大事にしてもらいます。
ただ、自由に話してほしいときは、いちいち間違いを指摘しません。
伝えたいことがこちらに分かればOK
生徒たちは、すてきな宝物をせっせと作ってくれます。
先日、英会話中級クラスで、間違いから楽しい言葉が生まれました。
哺乳類、鳥類、魚類(mammals, birds, fish)という言葉を学び、
Penguins are birds.
のように、色々な生き物が何類なのかを言う練習をした後のこと。
翌週のホームワークシートを見ると、A君の書いた文章がこうなっていました。
Sharks are "firds".
fishと書こうとして、途中からbirdsにすり変わってしまったようです。
間違いに気づいて恥ずかしそうにしているA君に、
「水中を泳げて空も飛べる動物は、fishとbirdを合体したfird(ファード)かもね!」
というと、A君の顔が輝き、他の2人もそうだそうだ、と喜び始めました。
「じゃあ、哺乳類だけど泳げて飛べたら・・・」
「マモファード!!」
「いいねえ~」
と言葉遊びで盛り上がりました。

教室に貼っているポスター。間違いを大切に。
「やったね、お宝発見!」
「お宝」ってなんだとおもいますか?
これが見つかるのは、生徒たちが自分で考えて話したり、書いたりしたとき。
英語クラスでも、計算クラスでもあります。
これを見つけたとき、生徒は一瞬「しまった…」と残念そうですが、
こちらが「あ、宝物!」というとニッコリして、ちょっと得意顔になります。
その宝とは・・・
「間違い」、です。
一般的に、間違いはよくないもの、と受け止められていますので、
誰だって間違いはしたくないし、間違うとはずかしい。
生徒たちは間違いをこわがり、間違ったらそれをなかったことにして、さっさと忘れてしまいたがります。
そういうときこそ私は叫ばなければなりません。
「ああ、せっかくの宝物が! もったいない!!」
何かを学んでいるとき、自分がどこで間違うか、どこを分かってないかを知ることこそが、学びです。
だから、間違いを見つけたら一緒に喜び、キラキラッと輝かせて(目立たせて)、大事にしてもらいます。
ただ、自由に話してほしいときは、いちいち間違いを指摘しません。
伝えたいことがこちらに分かればOK
生徒たちは、すてきな宝物をせっせと作ってくれます。
先日、英会話中級クラスで、間違いから楽しい言葉が生まれました。
哺乳類、鳥類、魚類(mammals, birds, fish)という言葉を学び、
Penguins are birds.
のように、色々な生き物が何類なのかを言う練習をした後のこと。
翌週のホームワークシートを見ると、A君の書いた文章がこうなっていました。
Sharks are "firds".
fishと書こうとして、途中からbirdsにすり変わってしまったようです。
間違いに気づいて恥ずかしそうにしているA君に、
「水中を泳げて空も飛べる動物は、fishとbirdを合体したfird(ファード)かもね!」
というと、A君の顔が輝き、他の2人もそうだそうだ、と喜び始めました。
「じゃあ、哺乳類だけど泳げて飛べたら・・・」
「マモファード!!」
「いいねえ~」
と言葉遊びで盛り上がりました。

教室に貼っているポスター。間違いを大切に。