私の今年の目標は、「日本の行事を見直す」です。
ハロウィン、クリスマス、バレンタイン、他の文化圏からやってきたイベントばかり楽しんでいないで、
自分たちの行事について、説明したりできないとね。
何よりもまず、自分たちが楽しんでやらないとね!
ということで、2月、節分です。
いざ、節分って何? なんで豆まくの? と問うてみると、自分でもあやふやです。
ちゃんと調べてみますと、「へぇーっ」の連続ですが、
何よりおもしろいと思ったのは、ハロウィンとの共通点があること。
ハロウィンは、冬の始まり(万聖節前夜)に、邪悪なものを追い払おうと、お化けに仮装する。
節分の豆まきは、春の始まり(立春前夜)に、邪悪なものを追い払おうと、鬼に扮した人を追い払う。
(地方によっては、「節分お化け」といって、普段と違う姿をする風習があるところも)
季節の(あるいは年の)変わり目に、悪しきものを払って、来た
るべき新しい季節の幸福を願う
というところは同じですよね。
悪を体現したものに仮装するところも似ています。
さて、何年ぶりかでふたたび日の目を見ました、2月の教室ポスター。

bean throwing, deamon, luckくらいの言葉をちゃらっと練習して、
子どもたちには、難しい説明より、とにかく楽しんでもらおう。
まずは、鬼の福笑い=鬼笑い。
別の人に、earとかeyeとか言いながら渡してもらいます。

顔のパーツの言い方を覚えられますね!
単純だけど、やる方も見る方も楽しいです。

できあがりは、それぞれに味わいのある鬼の顔。


くずすのがもったいないくらい。
これは、flipping battleと名付けましたが、英語関係なしの単純なゲーム。

赤鬼になった人は、ひたすらカードを赤鬼側にめくる。
青鬼は、青鬼カードにする。
それだけです。時間を決めて、その時点でどちらが多いかを競います。
やってる人たちも単純におかしいらしく、笑っちゃって力の抜けたほうのプレイヤーが負けるみたいです。
最後に、Demons out! Luck in!
と叫びながら豆(落花生)を教室や廊下に投げてもらい、鬼の私が玄関から逃げ出して、めでたく豆まき終了~
クラスごとに行いましたので、ECC西松園教室からは邪悪なものはことごとく退散したのでは。
節分をこんなに楽しんだのは、私のそこそこ長い人生でも初めてのことです。
子どもたちは豆まき大好きです。
その顔こそが「福」です・・・
ご家庭でも、豆まき、しましょう~!!
豆まきの後2,3日は、掃除のたびにあっちからぽろり、こっちからぽろり豆が出てくるのもまた一興(笑)